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コロナウイルス(COVID-19)の感染を防ぐため、外出を控えなければいけない昨今。せっかくなら、自宅で過ごす時間を大切にしたい。そうした思いから、日々の暮らしに目を向け、手間をかけることを楽しむ動きが広がっており、この機会に自宅でDIY(Do It Yourself)を楽しむ方も増えてきているとか。ここ数か月で、さらにDIYが身近なものになってきたと感じます。さらに、自分でやってみる(DIY)だけでなく、家族みんなで楽しむDIT(Do It Together)によって、家族の絆が深まった方もいらっしゃると聞いています。
そんな中、DIYやDITに興味を持ったけれど、何から始めればいいのかわからない、という声も耳にします。何事も、まずは道具をそろえるところから。この記事では、初心者におすすめのDIY工具をご紹介します。
電動工具とハンドツール
初心者におすすめなのは、金属素材やプラスチック素材よりも、より加工しやすい素材である木材を使った木工です。木材を使用したDIYでは、木材を切ったり、ねじを締めたり、穴をあけたり、木材を磨いたりと、手作業で行うと骨が折れ、うまくいかない作業に心が折れてしまうこともしばしば。モチベーション維持のためにも、楽しみながら作業をしたいところ。そんなときは、電動工具を使うのがおすすめです。また、様々なハンドツールも欠かせません。
1)電動工具「ジグソー」
木材の切断には、電動ノコギリの一種である「ジグソー」がおすすめです。切断面が美しくなるだけでなく、小回りがきくため、曲線切断も可能で、プロが使う丸ノコと比べて初心者にも使いやすいです。DIY以外にも、金属切断も可能な刃をつけることで、家具などの粗大ごみを小さくしてから廃棄したい場合にも使用できます。
2)電動工具「ドリルドライバー」または「インパクトドライバー」
効率的にねじを締めたり、穴をあけたりするのに便利なので、必ず一つは揃えておきたいのが電動ドライバーです。「ドリルドライバー」に比べて、「インパクトドライバー」は回転するだけでなく、木材に打撃力を与えながら打ち込んでいくため、硬い木材を扱う際に使用します。よって、小物のDIYをしたい方は「ドリルドライバー」、大型の家具やウッドデッキなどを作ってみたいという方は「インパクトドライバー」がおすすめです。ドリルドライバーは比較的安価ですが、インパクトドライバーはDIY工具の中でも、比較的高価となります。長く使うことを考えるなら、1万円以上のものを検討すると良いでしょう。余裕がある方は、両方持っておき、用途に合わせて使い分けることをおすすめします。
3)電動工具「サンダー」
木材の切断面などを磨くのに必要なのが、「サンダー」です。塗装前に使用したり、錆を落としたり、塗装をはがしたり際に使用するため、使用頻度は電動ドライバーに次いで高くなります。サンドペーパーでの手作業に比べ、所要時間を半分以下にすることができます。
4)ハンマー
釘を打って木材を繋いだり、二つの木をダボ穴で接合したりする際に使用します。
5)定規、メジャー「さしがね」・「メジャー」・「ツーバイフォー定規」
木材に線やねじ穴の位置を描く「ケガキ」作業の時に欠かせません。L形スチール定規「さしがね」や、巻取り式の「メジャー(コンベックス)」、ツーバイ材やワンバイ材に便利な「ツーバイフォー定規」を持っておきましょう。
6)塗装セット(塗料・ウェス・刷毛)
ワックス系やオイル製などがあり、色彩も多様ですので、お好きな仕上がりにあわせて使い分けます。ワックス系では、「ブライワックス」や「ターナー色彩のアンティークワックス」、オイル製では「ワトコオイル」が人気です。ウェスや刷毛をあわせて用意する必要があります。
この他にも、作りたいものによって、必要となる工具は変わります。中には、数十点ほどのツールを使い分ける方も。初心者の方は、少しずつ道具を増やしていくことをおすすめします。工具の整理収納にはツールバッグが便利です。ツールバッグに工具をそろえて、みんなでDITを楽しみましょう。