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PROJECTS

みんなでともにつくるプロジェクト

大家さんと一緒につくろう。
住まいを楽しむはじめの一歩

無料(0円)

昼食はご用意します。

日時 5月06日(土)10-17時 色塗り+キッチンリメイク
5月07日(日)10-17時 床ハリ
5月14日(日)10-17時 床ハリ+家具づくり
場所 神奈川県相模原市南区相模大野3-23-2
パークハイム渋谷
小田急線「相模大野駅」徒歩2分
集合 直接現地1F入り口集合
お車:近隣コインパーキングをご利用ください。
定員 各回10名程度(満席)
・5/06
・5/07
・5/14
持物 ・室内履きorスリッパ
・塗料や木くずのついても良い服装

お店

小田急線「相模大野駅」。北口を出たら右手のほうへテクテク歩くこと約2分。黄色・赤・青のカラフルな滑り台と、緑あふれる小さな公園にたどり着くと、子どもたちの声が聞こえてきます。見あげると目の前に建つ賃貸マンション。そうです、今回の「ともにつくる」舞台です。大家さんはご兄弟の渋谷洋平さん・渋谷純平さん。30代のお二人が、36のお部屋で育まれる暮らしの支えになるために、試行錯誤しながら運営をされてきました。

 

渋谷洋平さん(お兄さん)はいいます。

 

「マンション運営を父から引き継いだあと、自分たちなりに工夫して、少しでも住み手に選んでもらえる部屋づくりをしてきたつもりでした。でも、綺麗にリノベーションした自信作のお部屋をあるヒトに見せたとき、こう言われたんです。「ここにはヒトがいないよね。」って。え?と思いました。でもだんだん、「オシャレで綺麗な空間以外に、他に何か大切なものもあるんじゃないか」って考えるようになったんです。」

 

人の体温が感じられる温かい空間って、一体、どうつくれるのだろう?かけた手間や楽しい記憶が部屋への愛着になるのかも知れない。正直、答えはまだわかりません。でも、まずは大家である自分たちが手を動かしながら、暮らしをつくることを楽しみたい人と一緒に挑戦してみよう。そのなかで、この地域に魅力を感じてくれるヒトとも出逢えたら嬉しいな。

 

そんな想いで、3月に空いたばかりの一部屋で、みんなで「ともにつくってみよう」ということになりました。テーマは「床ハリ・色ヌリ・家具ヅクリ」。リメイクシートでキッチンのイメチェンにも挑戦です。

 

このマンションに住んでみたいという方はもちろんですが、近隣地域に暮らす方や、まちを楽しくしたい方にもぜひ参加して欲しいワークショップ。。

 

渋谷純平さん(弟さん)はいいます。

 

「僕は自然が多いまったりとした場所が好きで、今も大家の傍ら、畑も耕しています。実は、今回のマンションから近い場所に、祖父の代から残る畑と倉庫と古い家があるんです。将来、このマンションに住む人で、畑が好きな人が野菜を育てられるなど、部屋だけでなく地域を楽しみながら暮らせるようにできたらいいと思っています。もちろん地域の方も含めて、みんなでときどき集まって食べたり、話して、笑ったり。そんな場づくりも進めていく予定です。」

「必ずしも、このマンションに住んでもらえなくてもいいんです。いまあるものをうまく活かしながら、畑が残る風景を次の世代にも残したい。まちを楽しくすることに共感し合える方にワークショップを通じて出逢えたら、嬉しいです。」


主催:MIFUMI Inc. ✕ KUMIKI PROJECT

POINT

床ハリ・色ヌリ・家具ヅクリ。キッチンデコも体験。

ボーダ

7日は、巾木(はばき)と呼ばれるフローリングと壁の境目のペイントからスタート。塗りたくない部分を隠す「養生(ようじょう)作業」から実践。キッチンはよくある少し古めの黄色みがかった戸棚なので、リメイクできるシートを貼って変身させます。2日目・3日目は床ハリ作業。賃貸でも使える床を傷つけないタイプの国産杉のフローリングキットを、レゴブロックのようにはめ込んでいきます。パズルのようなので、かちっとはまると気持ちいい作業です。最終日は国産杉のキッチンカウンターをインパクトドライバーとよばれるビスをうてる工具をつかってつくります。

畑と倉庫と古い家。まちを元気にする新たな構想も。

ボーダ

マンションの近くにある畑と倉庫と古い家。小学校を目の前に、どこか懐かしい風景が残っている空間です。倉庫は、建築物をそのままの状態で移動する曳家(ひきや)というお仕事をされていた渋谷さんのお祖父さんが使われていたもの。今後は、関心のある方々とみんなで改装して、畑を中心に人が集い、つながる場として活用する構想もありますので、スペースを見学いただきながら、そのあたりのお話も伺いたいと思います。

ほんとは今だって、とっても怖いんですよ(苦笑)

ボーダ

父の時代は「大家業」といっても運営は管理会社に完全にお任せ。だから、住まい手の方と顔をあわす機会は、ほとんどありませんでした。やっぱり大家として全面に露出していったら、「クレームがきたらどうしよう」「批判されたら嫌だな」という気持ち、正直あるんです。怖さもですね。でも、話しててワクワクするヒト、楽しいヒト、畑や自然が好きなヒト、子どもが好きなヒト。そういうヒトに出会って、そのヒトたちの暮らしの支えにもなりながら、一緒にまちを楽しくしていきたい。それには自分たちのことも少しずつ知ってもらう必要があると思ったから、自分たちは自分たちにできるペースとやり方で、少しずつ、進んでいこうと思っています。

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