無料
現地までの交通費実費
昼食はご用意いたします。
日時 | 7月15日(土)10-17時 床ハリ 7月16日(日)10-17時 床ハリ ・1日のみでも参加可能です。 ・途中参加/退出はご相談ください。 ・終了時間は予定。早まる可能性あり。 |
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場所 | 秋田県能代市富町14−16 |
集合 | *地域内・外のみなさん、だれでも大歓迎! ・秋田県内の方は直接現地へお越しください:秋田県能代市富町14−16 ・東京からお越しの方はJR能代駅集合でお願いします。 <東京からお越しの方へ> ◎電車でお越しの場合 ・東京ー秋田(新幹線「こまち」)ー能代(「リゾートしらかみ」) ◎バスでお越しの場合(片道約1万円程度) ・横浜or新宿から能代:キラキラ号 http://www.hotdog.co.jp/tokyo-akita.html ・池袋から能代:ジュピター号 http://5931bus.com/highwaybus/jupiter/ |
定員 | 10名/日 |
持物 | ・汚れても良い服装、靴 *着替えスペースあり。 |
お店
秋田県の北に位置し、日本海に面したまち、能代(のしろ)。かつてこの町は、日本国内から海外にまで木材の販売を行い、「東洋一」の秋田と称され、その中心地であったことから「木都(もくと)」と呼ばれるまでになりました。すでに伐採は禁止されていますが、樹齢200〜250年といわれる日本三大美林「天然秋田杉」の産地としても大変な賑わいを見せていました。
昨今の木材需要が低迷するなかで、町の賑わいを木を素材に取り戻していこうと奮闘している若手が少しずつ増えています。今年3月にUターンをして、注文家具屋をはじめた湊 哲一(みなとのりかず)さんもその一人。能代で生まれ育ったのち、上京。今年のはじめまでは横浜で10年以上に渡って、注文家具を作り続けてきた家具職人。職人でありながら、間伐材や曲げわっぱなどの伝統的の一品を、現代のライフスタイルにあわせた雑貨や小物にするものづくりにも積極的に係るほか、大企業の社会貢献活動や行政の教育事業の一環などで、さまざまなものづくりワークショップも手がけられてきた不思議な職人さんです。笑そんな湊さんが秋田・能代に戻ったのが、今年3月。古い空き家を借りて、4月からはコツコツと注文家具の工房づくりを行なってきました。今回は、そんな工房の母屋部分の「床づくり」を、たくさんのヒトと楽しく、一緒につくりたいとのことで、ワークショップ形式で行うことになりました。
5cmの厚みの畳を撤去し、角材をうち、断熱材を入れ、板材を貼り、最後の仕上げで秋田の杉フローリングを貼っていく2日間。
地域内外の人たちの手を借りて、つくりたいと思っています。東京からこられる場合は、ちょっぴり距離はありますが、ぜひ、小旅行も兼ねて遊びにいらしていただけたらと思います。あなたのご参加、心よりお待ちしております。
主催:ミナトファニチャー ✕ KUMIKI PROJECT
POINT
舞台となる古民家。8畳+6畳をつないで1部屋に。
ページトップの写真は、横浜で10年以上、注文家具屋ミナトファニチャーを支えてくれたかつての工房です。今回は、すでに大型の機械工具を置く土間の工房部分は完成していますが、制作物を展示するギャラリー部分の床をつくります。対象となる古民家がこちらの写真。手前にみえるのはなんと「囲炉裏」です。この囲炉裏は残したままで、奥の6畳と手前の8畳をつなぎ、1つの大空間にします。東北の寒い地域でもあるため、断熱もしっかり実施。断熱DIYも体験できちゃうワークショップです。
畳を撤去したら下地づくり 床の基盤をつくります
畳の厚みはだいたい5〜6cmなので、畳をはずすと段差ができてしまいます。フローリングはいくつかの厚みがありますが、薄くて1.2cm。厚くても3.0cmくらい。それだけでは段差の解消はできないため、フローリングを貼る前の基盤をつくる必要があるんです。角材を置き、その上に、長方形の「合板」と呼ばれる板材をのせて「ビス」で止めていくのが最初のステップになります。この際に必要な樹種や、ビスのサイズ、とめる位置、順番などを説明しながら、一緒に作っていきます。
2つのやり方で床づくり 国産杉を素材につかいます
下地の上に国産杉の床材を貼っていきます。「実(さね)」と呼ばれるフローリングのはじに加工された凹凸をあわせてながら、丁寧にはめ込んでいきます。ただ、はめるだけでは完成しません。今回は、インパクトドライバーと呼ばれる電動工具を使うパターンと「釘しめ」と呼ばれる手道具を使うパターン、2つのやり方で床を固定していきます。実は、季節によっても床を置く間隔がちょっと変わるんです。ちょっとの工夫で心地良い床ができる。DIYで気をつけるポイントなどもお伝えします。