無料
昼食はご用意いたします。
日時 | 満席:7/ 8(日)09:45〜17:00:漆喰ヌリヌリ大作戦 満席:7/21(土)09:45〜16:00:家具、ペイント、庭づくり 残10:7/21(土)17:00〜20:00:完成お披露目PARTY! *現時点の工程案です。作業の進捗によって、多少の変更の場合もございます。あらかじめご了承ください。 |
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場所 | 〒120-0003 東京都足立区東和1-18-15 地図:https://goo.gl/maps/7CGmEr2VnEM2 アクセス ・常磐線「亀有駅」 徒歩12分 車 :近隣コインパーキング等をご利用ください。 |
集合 | 直接現地1F |
定員 | 10名程度/回 |
持物 | ・漆喰のついても良い服装 ・木くずのついても良い服装 ・軍手、タオル *現地着替え可 |
お店
「こどもが泣くから」といけない場所がある。目に見えない境界線をふと感じることがある。目の前にあるのに近くて遠い空間。あなたの周りにも、実は多くはないでしょうか。
一方で、「こどものためだけにある場所」が、大人も心地よく過ごせる場所になっているとは限らない。
想像力が豊かで、感性もみずみずしい。そんな子どもの可能性が拡がる場所は、大人の感性を開く場にもなれるんじゃないだろうか。だれかのため「だけ」にある場から、みんなが心地いい時間を過ごせる居場所をつくりたい。そんな想いで、この夏にはじまるカフェがあります。
「ひよこのカフェ」。お店をはじめる小泉美すずさんに聞きました。
「もともと保育所だった部屋で、こどもたちが楽しく遊べる保育スペースと、大人たちがゆっくり過ごせるカフェスペースを、いい距離感で共存させた空間をつくることにしました。保育をする空間だからといって、こどもたちの空間を大人が勝手に「こどもっぽく」決めつける必要はないと思うんです。だって、こどもたち、感性は大人以上に本当に豊かだから。店内は真っ白い漆喰と少し落ちついたウォルナット色でつくります。地域の子育て中のお母さんをはじめ、いろいろな立場の人にとって心地いい空間になったら嬉しいですね。」
今回のDIT(ともにつくる)ワークショップは、室内のほとんどの壁を塗り上げる「漆喰ワークショップ」からはじまります。そして、太陽が気持ちいい窓際には、国産材でつくるカウンターやベンチを。交流が生まれるよう大きめの本棚もつくることにしました。例えば、コーヒーを片手に窓際に座れば、窓の外には癒やしの緑がひろがるように、小さなスペースですが、植裁にもチャレンジします。
コテでの左官や刷毛でのペイント。ビスで木材をうったり、切ったり。緑を植えたりと、セルフリノベーションの玉手箱のような要素盛りだくさんのともにつくる時間。ぜひ、楽しんでいただきながら、カフェの門出を迎えられれば嬉しいです。心よりご参加をお待ちしております。
主催:ひよこのカフェ ✕ KUMIKI PROJECT
POINT
真っ白な漆喰をヌリヌリ。
左官を楽しむ1日目。
もともと認証保育所だった室内の壁。築年数もだいぶたっていることもあり、少し黄ばんだ場所もあるビニールクロスの上から、国産の真っ白な漆喰を塗っていきます。調湿効果のある自然素材をつかうので、気分も一新。中くらいから小さいサイズまで、いくつかのコテをご用意しますので、ぜひ、いろいろ塗って試してみてくださいね。みなさん黙々となっていくのが特徴な左官ワークショップですが、お昼は食べながらお互いのことがわかるような対話の時間にしたいと思います。手を動かすごとに、少しずつ、少しずつ、頭も空っぽになって、心地いい疲労と生まれ変わった空間が目の前に広がる、そんな漆喰ワークショップです。
外の庭には緑を植える。
小さなガーデンづくり。
室内の大きな窓辺には、国産材でカウンターとベンチをつくります。その他にも、大きな本棚や、キッチンカウンターへの古材貼りなど、本当にいろいろ楽しめる要素満載の空間づくり。いくつかのチームに分かれて、興味のあるセルフリノベーションのテーマをいったりきたりしながら、カフェ空間を仕上げていければと思います。窓の外には緑を植えられる小さなスペースがあるので、雨がふらなければ室内から景色を緑でみたす小さなガーデンづくりも実施予定。盛りだくさんのパーティーのようなDIT(ともにつくる)ワークショップ、ぜひ、怪我に気をつけながら、笑顔で楽しんで頂ければ嬉しいです。
この場所だったから、
はじめようと思ったんです。
カフェをはじめる小泉 美すずさん。二児のお母さんです。実はこの建物が以前、東京都の認証保育所だった頃に、お子さんを預けていたそう。最初に小泉さんに「この場所」で始める理由を聞いたとき、教えてくれました。「東日本大震災が起きたとき、預けた子どものことが不安でした。職場から歩いてなんとかたどり着いたこの建物に、灯りがついて、こどもと先生が出迎えてくれたとき、とてもホッとしたことは今でも忘れられません。あれからこの保育園が役目を終えると聞いたとき、この空間をなんとか残したいと強く思ったんです。それがこの場所と私のつながりです。」地域のいろいろな人たちの拠り所となり、心地いい時間を過ごしてほしい。そんな小泉さんの想い、当日もぜひ、みなさんに聞いてほしいです。