無料
昼食は各自ご持参ください。
日時 | 3月2日(土)10:00-16:00 ペイント「ぬりぬり大作戦」 3月3日(日)10:00-16:00 家具造作「くみくみ大作戦」 3月4日(月)10:00-15:00 空間仕上げ *現時点の工程案。作業の進捗によって多少の変更あり。 |
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場所 | 住所:千葉県長生郡長南町長南770-1 地図:https://goo.gl/maps/sqdEtzovsmJ2 交通: ・JR外房線「茂原駅」よりバス約30分、「長南営業所バス停」下車徒歩5分 ・JR外房線「茂原駅」よりタクシー20分 ・小湊鉄道線「上総鶴舞駅」よりタクシー15分 |
集合 | 現地集合 |
定員 | 20名程度/日 |
持物 | ・木くず、ペイントがついても良い服装 ・昼食 ・軍手 ・タオル *着替えスペース有 |
お店
古くは城下町・宿場町として栄えた長南町は、千葉県のど真ん中に位置する自然豊かなまち。里山や田園に囲まれたこの町には、かつて4つの小学校があり、こどもたちの賑やかな声が聞こえていましたが、児童数の減少によって、惜しまれながらも1つに統合されたのが2017年のことでした。
あれから2年。閉校となってしまった旧長南小学校跡地を蘇らせる取り組みがはじまりました。ITを活用し、廃校を「働く場所」「学ぶ場所」「楽しむ場所」にしようとするプロジェクト。その名も「おかえり集学校プロジェクト」です。
「小学校」ではなく「集学校」という言葉にこそ、この場のコンセプトが凝縮されているんです。地域に暮らす人々の「働く場所」として。「困りごとを相談できる場所」として。そして、バーベキュー大会や収穫祭などのイベントを「楽しむ場所」として。
それは地域の”ヨリドコロ”として気軽に人が集える場。かつて、こどもたちの笑い声の聞こえた学び舎は、こどもから大人までさまざまな世代の集いの場へと、生まれ変わります。
愛着ある場所の再生だからこそ、地域のみんなの手で見守りたい。そんな想いからワークショップで改装を行うことになりました。校舎内の壁を真っ白に塗り、デスクやシンボルツリーを組み立てる3日間。
プロジェクトの発起人は、IT機器のリユースを行うリングロー株式会社。同社でコールセンター部門のリーダーの鈴木陽子さんは、今回の取り組みをキッカケに、長南町に移住が決定。新たに生まれ変わる「長南集学校」の校長を務めることになりました。
鈴木さんが教えてくれました。
「子どもを自然の中で育てたい。その想いが強くなり、新たに生まれかわる集学校の校長に志願したんです。長南集学校は、子どもを遊ばせながら働くことができますし、子どもたちの放課後の遊び場にもなってほしい。子育て世代のお母さんも集まりやすい場所にできたらいいなと思っています。」
かつての長南小学校に思い出いっぱいなあなたも、ものづくりやDIYに興味があるあなたも、子育て中のあなたも。みんなで塗ったり、組み立てたりを楽しみながら、2019年4月に新しいスタートを切る「長南集学校」を一緒につくりませんか。
主催:リングロー株式会社 「おかえり集学校プロジェクト」
協力:株式会社ヒトカラメディア、KUMIKI PROJECT
POINT
ぬりぬり♪くみくみ♪DIY初心者やお子様も安心です。
今回のワークショップは1日目「ぬりぬり大作戦」、2日目「くみくみ大作戦」、3日目「仕上げの1日」の3日間。1日目は校舎内の壁を真っ白にぬりぬり。完成するとチョークで描ける壁が完成します。2日目は情報を発信するコミュニケーションボードや、カウンターデスクを組み立て、学校のシンボルツリーを杉材で製作。地域のいろんな人が集まりますように・・・という願いを込めて、ツリーには大小さまざまな杉材が使われます。最終日のワックス塗りで「長南集学校」が完成。インストラクターが丁寧に教えてくれるので、DIY初心者でもお子様でも安心してご参加いただけます。
校長も2児の母。働きながらの子育てをもっと楽に!
長南集学校の校長を務める鈴木陽子さんは、コールセンター部門のリーダー。今回の開校に伴い、コールセンターは東京から長南へ一部お引越しです。それは集学校を「働く場所」にするため。鈴木さん自身も2児の母として待機児童問題や子どもの長期休暇中の働き方で悩んできました。そんな悩める親を一人でも減らすため、長南集学校を子どもを遊ばせながら働ける場、いつでもお茶を飲みながら相談できる場にしていきたいと鈴木さんは話します。「長南の人たちと一緒に集学校を作っていきたい」2019年4月の開校に向けて、鈴木校長の挑戦がはじまります。
学び、働き、楽しめる場に。ITのプロ・リングローの挑戦
長南集学校は「働く場所」であるコールセンター機能以外にもたくさんの”ヨリドコロ”を提供します。例えばパソコン教室を開催したり相談窓口を設置したりして「学ぶ場所」「相談する場所」へ。大学生によるふるさと体験やバーベキュー大会、夏祭りや収穫祭のイベントで「楽しむ場所」へ。さらに、お茶を飲みながらゆっくりくつろげる「遊ぶ場所」にも。長生郡の方々が自然と寄り合う場所となることで、10年後も20年後も子どもたちの元気な声が聞こえるまちづくりを目指します。