WS詳細
参加権:クラウドファンディングのリターン
日時 | 7月3日(土)ペイント 午前の部/午後の部 7月4日(日) 木工造作 午前の部/午後の部 ・午前の部 9:30-12:30 ・午後の部 13:30-16:30 ※今回のWSは、クラウドファンディングのリターン「ワークショップ参加権」でご参加いただけます。参加希望の方は、ぜひご検討ください。 ※新型コロナウイルス感染対策として、今までのWSと参加方法を変更しています。1)参加人数の縮小、2)長時間にならないよう2部制に、3)飛沫感染のリスクが高まる参加者全員での昼食タイムの中止。 ※新型コロナウイルスの感染状況によって、日程が変更となることがあります。その場合、参加者には別途ご連絡いたします。 ※状況により、WSの内容が前後する場合があります |
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場所 | 住所:123-0852 東京都足立区関原3丁目15-3 地図:https://goo.gl/maps/QukEUKfhaChDuALe6 交通:西武大師線・西武スカイツリーライン「西新井駅」徒歩10分、西武スカイツリーライン「梅島駅」徒歩10分 |
集合 | 現地へ直接 |
定員 | 各回7名程度 |
持物 | ・汚れても良い服装 ・室内用の靴、または汚れても良い靴下 ・マスク |
お店
学童保育を運営するNPO法人Chance For All(以下、CFA)が目指しているのは、「生まれ育った家庭や環境でその後の人生が左右されない社会の実現」。
今回のともにつくる舞台は、CFAの新たな挑戦となる、足立区・関原の駄菓子屋さんです。
CFAが活動を通して感じ続けてきたのは、学童保育には通うこどもや保護者と深く密接な関係を築ける強みがあるものの、保護者からの申し込みが必要というハードルがあるということ。
“商店街の中にこどもたちが自由に行き来できる居場所があれば、そこで困難な課題を抱えているこどもや保護者とつながっていき、より手厚い支援へとつなげていけるのではないか”
そんな想いから、家庭や学校に加わる「第三の居場所」となる駄菓子屋さんをつくるプロジェクトは始まりました。
お店の名前は、“こどもたちも、そこに関わる大人たちも、自分の色を出せる場所”という意味を込めて「irodori」。中心となって運営するのは、大学生です。
10円玉を握りしめて駄菓子を買いに来てもいいし、ただ遊びに来る子もいれば、おしゃべりを楽しむ子も。宿題を教わる子もいれば、学校の先生の悪口を言ったり、恋バナをしたりする子もいる、自由な空間。
こどもだけでなく、中高生からおじいさんおばあさんまで。年齢や性別、立場を問わずに、互いの良いところを見つけ合い、認め合う。人と人として尊敬し合える関係性を築き、自分のことが好きになれる。そんな場所になったら。
その第一歩として行うDITワークショップは、全2日間。床から壁、それからお菓子を置く棚も、みんなの力でつくり上げます。
「irodori」からはじまる未来を、ともにつくりませんか?
※ワークショップはKUMIKIPROJECTの定める「コロナウィルス感染症対策ガイドライン」に沿って行われます。
■主催:NPO法人Chance For All × KUMIKI PROJECT
■執筆:鈴木 愛
【クラウドファンディングへの挑戦】
駄菓子屋「irodori」をつくるにあたり、CAFはクラウドファンディングに挑戦しました。今回のワークショップは、このクラウドファンディングにご支援くださった皆さんにもご参加いただきDIT!
ページには「irodori」に対する想いも詳しくご紹介していますので、読んでいただけるとうれしいです!
POINT
初心者大歓迎!
本格的な工具を使おう!
今回のワークショップは、木の優しい空間にするために、まずはこあがりに床を敷き詰める作業から。置くだけの杉の床タイルをみんなで運んで設置していきます。続いて壁の一部をペイント。塗るだけでチョークが描けるペイントで、黒板の壁をつくります!!
さらに、、キッチン空間を仕切るために木材を使った仕切りやキッチンカウンターづくり、駄菓子販売スペースの什器作りも実施!
家具造作では本格的な電動工具も使います!インストラクターが安全な使い方をレクチャーしますので、初心者の方もご安心を◎使い方をマスターすると、家具づくりがグンと捗るようになりますよ◎
20歳近く年齢の離れた
熱い想いを持つ仲間と
代表の中山勇魚(いさな)さんがCFAを設立したのは2013年。現在は東京の足立区と墨田区内の9ヶ所で民間の学童保育施設を運営していて、毎日約300人、延べ19万人以上のこどもたちが通っています。
教育に興味を持ってボランティアをしていた学生チーム代表の飯村俊祐さん。お二人の出会いも、教育がテーマのイベントの場で、今は共に学童の現場で日々、こどもたちと向き合っているのだそう。
20歳近く年齢の離れた彼らですが、共通しているのが「未来あるこどもたちが環境によって人生が左右されない社会を絶対に実現したい」という、ただひたすらに熱くまっすぐな想いです。
中山さん:「私たちは、こどもたちが自分自身の意思で過ごす場所や過ごし方を決めたり、いろんな大人とまじめな話やちょっとふまじめな話をしたり、時には立ち止まって自分の人生について考えてみたり。そんなことのできる、こどもたちのための居場所を地域に作っていきたいのです。
また、今回のプロジェクトは学生チームが中心となって動かしていきます。まだまだ知識や経験は足りていない部分があるかもしれませんが、情熱のある熱いチームです。これからの未来を担っていく彼らが地域のみなさんと一緒にどんな居場所を作っていくのか。私自身もとても楽しみにしています」
写真右:CFA代表・中山勇魚(いさな)さん/写真左:CAF学生チーム代表の飯村俊祐さん(国際系学部に所属する大学2年生)
学生チームの
「irodori」に込める想い
学生チーム代表・飯村さん:「irodori」では、訪れてくださるみなさまはもちろん、運営する大学生スタッフを含め、この場に関わる全ての人々にとって、「自分のことが好きになれる場所でありたい」というコンセプトをもとに活動していきます。
運営するわたしたち大学生から、今の社会を、世の中をよくしていきたいという思いを発信することで、今までとは違う第三の居場所が足立区にできるということを知っていただきたい。そして、わたしたちの駄菓子屋がモデルケースとなって、全国に同じような取り組みをする方が増えてほしいと願っています。
“大人とこどもの間の存在である大学生が運営の中心となることで課題を乗り越え、こどもたちが自分の意志で通うことのできる居場所のモデルを作りたい”
“「irodori」を拠点として、地域の方や、教育に興味のある社会人、こども好きな大学生など、地域の大人たちでこどもたちの成長を見守っていく環境をつくり、多くのこどもたちが笑顔でいられる未来を目指したい”
それがわたしたちの描きたい未来です。
これからの社会を担う学生という立場で、いま、チャレンジし、こどもの貧困問題をはじめとした多くの社会課題解決に関心を持ち、日本社会をよりよくしていきたいと思っています。