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PROJECTS

みんなでともにつくるプロジェクト

この夏、みんなでつくる!
空間づくりを学べる総合施設

無料

昼食は各自となります。

日時 8/ 5(土)10-17 ペイントパーティー
8/12(土)10-17 ウッドデッキづくり
8/18(金)10-15 プロの外壁塗装を見学しよう!(*雨天のため、中止となりました)
8/19(土)10-17 家具づくり(机・イス・棚)
8/26(土)
・13-16 オープンKILTA(体験会+DIT説明会)
・17-21 お披露目パーティー
場所 神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎南4-1-19
集合 直接現地

◎電車でお越しの場合
・横浜市営地下鉄「センター南」駅 徒歩5分

◎お車でお越しの場合
・駐車場は現在整備中です。近隣パーキングをご利用下さい。
定員 各回10名程度(8/26のみ30名)

(!)8/18(金)10-15時の間はお好きな時間に、KILTAの正面の白&青を塗る、プロの外壁塗装の方法と様子を見学できるようになりました。もし、ご興味ある方は、ぜひ、お越しください。見学のみなので、定員なしです。
→雨天のため、中止となりました。

・8/26 は、参加者多数の場合は抽選で決定させていただきます。
持物 ・軍手(必要な方)
・汚れても良い服装、靴(着替え可)

お店

この夏、KUMIKI PROJECTは、横浜・都筑区で1つの施設を創ることになりました。建物の名前はKILTA(キルタ)。職人の集まりを表す「ギルド」を指すフィンランドのコトバです。この建物は、家具から建物の内装まで、一般の方々が空間づくりを学べる総合施設になる予定です。例えば、床の貼り方、漆喰や珪藻土の塗り方、壁紙の貼り方、キッチン収納などの造作家具の作り方、そしてアイアン(鉄)の溶接まで。

 

これまで、いろいろなメーカーさんのショールームで体験ができたことを、ギュッと一箇所で体験でき、「空間づくりの作法」をその道のプロから学べる多様なプログラムを実施します。まずは、今回の施設づくりにいたった経緯と想いについて、少しご説明させて下さい。

 

KUMIKI PROJECTのはじまりは東日本大震災でした。奇跡の一本松で知られる岩手県陸前高田市で、地元住民とともにつくった小さな集会所。レゴブロックのような杉のブロックを、こどもが、お父さん、お母さんが、おじいちゃん・おばあちゃんが、みんなで一緒になって積み上げた2013年6月の2日間。その瞬間こそ私たちの出発点でした。

 

あれから5年。壁にぶつかり、向かうべき道を手探りしながら、一歩ずつ、歩いてくるなか2年前に大きな決断をしました。それは、「モノづくり」から「ヒトづくり」に力を入れること。

 

2014年頃、行政機能が回復し、被災地に集会所やコミュニティセンターと呼ばれる施設ができ始めたことで、集会所づくりの次の役割を模索することになりました。そこで、地域資源である国産杉材を活かした仕事づくりに向かい、国産杉の家具キットの開発をスタートさせました。でも、杉は柔らかくて傷つきやすい。加えて、量産体制を整えた多くの企業から、安く、品質も悪くない家具が世に溢れているなかで、家具をつくり、地域に貢献できるほどの数を売り続けることは一筋縄ではいきませんでした。

 

一方でがむしゃらに動くなかで、長い年月をかけて育まれた森の恵みを、暮らしに役立つモノに変える知恵と技術を持った尊敬できる材木屋や木材加工会社にたくさん出逢うことができました。こうした人たちの想いと素材の良さをきちんと一般の生活者に伝えること。それこそが次なる私たちの役割ではないかと考えたんです。

 

例えば、床を自分で貼れる人が1人増えたなら、いったいどのくらいの木材が使われるだろうか?素材に触れ、生産地や加工してくれた職人の技の価値に、想いを馳せてくれる人が増えるだろうか?

 

そんな考えから、昨年から全国各地で床貼りなど「ともにつくるワークショップ」を実施してきました。

 

現在は、その中でも特に、10坪くらいの空き家や空き店舗をセルフリノベーションして、「小さいけれど個性的なカフェや雑貨などのお店をはじめたいヒト」、「事業をはじめたスタートアップ企業」などで、床ハリ、壁ヌリ、壁ハリ、家具ヅクリなどのご依頼を受けることが多くなってきました。

 

ワークショップを重ねるなかでは、「だれかのはじまりを”ともにつくること”で支えあうこと」。それが地域にどれだけ温かくて、優しいつながりを生み出せるのかを間近で体感する機会が増えてきました。

 

「この壁の漆喰は私が塗ったんだよね」とお友達に自慢するお客さんの姿など、携わった多くのヒトが空間に愛着を持ってくれている光景は、「DIT(Doing it together)=ともにつくること」がたくさんの可能性に満ちていることを教えてくれます。

 

僕らはこれを全国各地の「あたりまえ」にしていきたい。そのためには、ワークショップのインストラクターがたくさん必要です。職人のような高い技術を持つことを目指すヒトでなくていいんです。ともにつくることの想いを伝え、つくるヒトを支え、はじめてつくる時間を過ごす参加者が、安全に、楽しめる時間を創り出せるヒト。

 

 

例えば、カラーコーディネーターの資格を持っているものの、うまく活かせていない人。DIYが好きで、ちょっとした仕事にしていきたい人。子育て中などの限られた時間のなかで、もっと自分を活かす場が欲しい人。

 

そんな人々が、床ハリ、壁ハリ(壁紙)、壁ヌリ(漆喰や珪藻土等)、造作家具ヅクリなど、好きなテーマにあわせて学び、ワークショップを開けるようになる人を育てる拠点づくりに取り組むフェーズとなりました。もちろん、学びの拠点づくりそのものも、「ともにつくる」で進めたい。そんな想いで、今回は「ものづくりを学ぶための拠点を、みんなで一緒につくりあげるワークショップ」です。1日だけでも構いません。ぜひ、ご興味ある方と、一緒に、はじめたいと思っています。


主催:KUMIKI PROJECT
協力:非営利型株式会社Polaris、ROOMBLOOMFe★NEEDS原島塗装店

POINT

塗って・作って・楽しんで。イロイロ学べるWS

ボーダ

この建物はたくさんの人たちの「暮らしづくり」に活用して欲しいとの想いから、空間をつくる段階から多くの方に関わっていただければと思っています。もちろん、DIYはじめての方も大歓迎です。画像は現在の外観。これを少しずつ変えていきます。まずはペイント。プロのペインターさんをインストラクターにお迎えし、外観や室内のペイントなどを実施。続いて、大工さんをお迎えしたら、この季節には持ってこいのウッドデッキを。家具づくりは、大きなメインテーブルやイス。ワークショップで使うさまざまな工具を収納する棚などをバンバンつくっていきます。工具の使い方はもちろん、木材選びや家具づくりのコツも伝授。みなさんでアタマと身体を総動員して、楽しくチャレンジできればと思います。お一人でも、ご家族でも楽しめる空間づくり、ぜひ、ご一緒いただければ嬉しいです。

8/26はKILTAオープンデー&
キックオフパーティー開催

ボーダ

8/26はできたてホヤホヤのKILTAを一般に無料開放。アイアン溶接も含めた体験ができる時間にしたいと思っています。夕方からはこの空間の始動をお祝いするキックオフパーティーを行います。これまでのワークショップなど、空間ができるまでを振り返りながら、新たなスタートをお祝いできれば嬉しいです。また、この場所で運営されるプログラムの1つ、「DITインストラクター認定講座」に関する説明会も開催。床ハリコース・壁ヌリコース・壁ハリコース・造作コースなどいくつかのテーマを選んで認定インストラクターとなることで、さまざまワークショップ現場で有給インストラクターとして活躍できる仕組みです。ケータリングをご用意しますので、美味しい食事を楽しみながら、はじまりをみんなでお祝いできればと思います。*画像は現時点のイメージですが、変わっていく可能性があります!

横浜からはじまり全国へ。
15万人のつくれるヒトを。

ボーダ

今回の施設づくり、実はこの1つで終わりということではないんです。KUMIKI PROJECTが被災地で集会所をセルフビルドしたとき、関わってくれた人々のどの地域もだいたい50名でした。暮らしを自分でつくれると信じ、楽しみながらチャレンジできるヒトがいることの心強さを実感しました。例えば、地域をカバーする図書館は全国で約3000箇所。同じくらいものづくりの拠点があり、そこに50人くらいの人が育てば、全国では15万人の「暮らしをつくれる人セミプロ」が誕生することになります。つくることを通じて、素材に触れ、生産地の環境や作り手の努力、かけた時間の有り難みを想像できる人。そんな人たちが多い町には、いったいどんなより良い変化が起こるでしょうか?つくることを通じて、互いに信頼し、助け合える自由でゆるやかなつながり。そんなつながりのある町では、例えば自然災害が起きたとき、どれだけ心強くいられるでしょうか?横浜・都筑区は、そんな夢のはじまりの第一歩です。ぜひ、あなたと一緒にはじめられたら嬉しいです。

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