無料
会場までの交通費実費
日時 | 7月22日(木・祝日): テーブル+スツールづくり 7月23日(金・祝日): ペイント 午前の部 9:30-12:30 午後の部 13:30-16:30 ※新型コロナウイルス感染対策として、今までのWSと参加方法を変更しています。1)参加人数の縮小、2)長時間にならないよう2部制に、3)飛沫感染のリスクが高まる参加者全員での昼食タイムの中止。 ※新型コロナウイルスの感染状況によって、日程が変更となることがあります。その場合、参加者には別途ご連絡いたします。 ※状況により、WSの内容が前後する場合があります。 |
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場所 | 住所:〒761-8074 香川県高松市太田上町1287-6 地図:https://goo.gl/maps/faSTcLWgsRTQLU6EA 電車:琴電琴平線太田駅から徒歩10分 |
集合 | 現地へ直接 |
定員 | 各回5名程度 |
持物 | ・汚れても良い服装 ・室内用の靴 ・マスク |
お店
香川県高松市太田上町にある築55年の古民家を改修したスペース。さまざまな学習支援と生きづらさを感じる方への相談に取り組んでいる一般社団法人ももが運営する学び舎です。
運営している伊澤絵理子さん、貴大さんご夫婦にお話しを伺いました。
「百年続く学び舎で、百人の人が希望を持って学びあえる場所をつくりたい。それが団体名である「もも(百々)」の由来です。生まれ育つ環境に左右されずに、自分の未来に希望の持てる社会であってほしい。だからこそ子どもや若者が安心して学んだり、力を発揮できる。そんな家庭や学校に加わる第3の居場所を目指しています。」
「地域の方々の協力のおかげもあり、活動が育ち、この場所で時間を過ごすこどもや若者が増えてきました。一方で、活動を始めた頃のように、1対1でじっくりと向き合ったり、少し相談したいときに抵抗なく話せる家庭的な場がもっとあったらいいなという想いが強くなってきました。そこで今回、もものスペースの一角にある6畳の小さな小屋を改修して、フラッと寄れる場所をつくることにしたんです。」
新しい場所の名前は「momonoba(r)=もものば」と名付けました。アルコールは出さないけれど、こどもたちや若者が心が疲れたときにフラッと寄れる「バー」のような場所を目指しています。マスターには地域の大人たちが代わりばんこで立って、ゆったりとした時間を一緒に過ごせるような場所。
例えばカウンターの椅子に座って、もくもくと本を読んだり、ぼ〜っと過ごす。誰かに聞いてほしい話を少しずつ言葉にする。誰にも急かされることなく、つながることを強制されることもなく、わいわいする場所でもなく。あくまで自分が過ごしたい過ごし方で居られる場所を目指して。
適度な距離感で「今日、もものば寄っていこうかな」。そんな一言が町に増えたとき、場所が人の居場所になると思うのです。
※WSはKUMIKIPROJECTが定める「コロナウイルス感染症対策独自ガイドライン」に沿って実施します。
主催:一般社団法人もも × KUMIKI PROJECT株式会社
POINT
カウンターテーブルとスツールづくり
1日目は家具づくりがメイン。溶接でつくられた鉄の脚に机の天板をビスで止めていき、2mの長いテーブルを2台つくっていきます。その後は、国産杉でフレームを組んでハイスツールを5台。ともに「インパクトドライバー」というビスをうつ電動工具をメインに使いますが、初心者の方にも丁寧に教えますので安心ください。
家具や窓の枠、外壁の一部などをペイント
2日目はとにかくペイントをみんなで塗り塗り。まずはテーブルの脚部分を黒く塗装することからスタートします。その後は窓枠や外の壁の一部、雨樋などを丁寧に塗ることで、空間全体のトーンやデザインを整えていこうと思います。水性と油性両方の塗料のほか、プライマーと呼ばれるツルツルした面に塗装するための下地塗料など、その種類や使い分けも説明していきますよ。
安心できる場所をみんなでつくりたい
「不登校や不登校の経験、経済的なゆとりの無さなど、さまざまな背景があったとしても、こどもや若者が安心して自由に過ごせる場所をつくりたい」。それは「もも」の活動を通じて取り組む大きなテーマの1つです。今回のプロジェクトでは、そんな居場所を目指し、「もも」を巣立っていった高校生や大学生、そして地域の大人もが、いろいろな立場で参加できる場所として、みなさんと一緒に育てていければ嬉しいです。